白髪染めは肝臓を痛めるの?
白髪染めが髪や頭皮を傷めるおそれがあることは広く知られるところです。
しかし、近年では『白髪染めを使うと肝臓を痛める』という健康被害説もささやかれるようになりました。
髪と肝臓は一見何の関係もないように思えますが、白髪染めが肝臓に害を及ぼす可能性はあるのでしょうか?
有害性が指摘される『パラフェニレンジアミン』
白髪染めには1剤と2剤がありますが、このうち、1剤に含まれている酸化染料の原料として『パラフェニレンジアミン』という成分が多用されています。
パラフェニレンジアミンは通称『PPD』とも呼ばれ、強力な染色力があることから白髪染めやカラーリングに広く使用されていますが、一方でその有害性が指摘されています。
特にアレルギー体質の人が使用するとアレルギー症状が顕著に表れ、頭皮のかぶれや湿疹から始まり、ひどい場合は呼吸困難や鼻・口・のどなどの激しい痛み、咳き込み、血液循環の悪化などの症状が出ます。
また、PPDは発がん性物質や環境ホルモンとしても知られており、健康を害するおそれのある有害物質であると認識されています。
体内の毒素は肝臓で浄化される
人間は、体内に入ってきた毒素をまず肝臓で処理する仕組みになっています。
そのため、PPDなどの有害物質が体内に入ると、まず真っ先に影響を受けるのが肝臓です。
少量なら問題ないのですが、慢性的に有害物質を取り込むと、やがて肝臓が疲弊し、ダメージが蓄積されて肝臓を痛める原因となります。
そのため、アレルギー体質でない人も、PPD配合の白髪染めを使うことで、肝臓が疲れている可能性は否定できません。
特に、頭皮は他の部位に比べて皮膚が薄く、バリア機能が弱いとされています。
頭皮から吸収される有害物質は、顔や腕などから吸収されるときに比べ、体に害を与える影響が強いと言えるでしょう。
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