クシ型ノズルタイプの白髪染めの手順
クシ型ノズルタイプとは、薬剤のボトルにクシ型のノズルがついたタイプの白髪染めです。
ボトルを押すとクシの先端に開いた穴から混合液が出てくるので、そのまま髪をとかすように塗っていくことができます。
スムーズコームタイプの白髪染めに似ていますが、スムーズコームタイプはボトルを横向きに使用するのに対し、クシ型はボトルを逆さに持って使用します。
ノズルの先端がボトルに対して垂直につけられているので、逆さにして軽く押すだけでスムーズに混合液が出てくるところが特徴です。
以下では、クシ型ノズルタイプを使用した白髪染めの手順を紹介します。
まずは下準備から
白髪染めを始める前にはいくつか下準備が必要です。
白髪染めに必要なアイテムを手元に揃えておくのはもちろん、身支度などをしっかり整えておきましょう。
油性クリームを塗る
白髪染めは肌についてしまうとなかなか落とすことができません。
そのため、地肌への色の定着の予防に、油性のクリームをおでこや耳周り、フェイスラインなどに塗っておきます。
油性クリームを塗っておくと、万一薬剤が肌についても、通常より簡単に洗い流すことが可能になります。
手袋の袖口に輪ゴムをつける
白髪染めには、たいていの場合ビニール製の手袋が付属しています。
薬剤が手につくのを防ぐために便利なアイテムですが、ビニール製の軽い手袋なので、使用中にはずれてしまう可能性があります。
そのため、手袋をはめた後は、手首のところに輪ゴムを通し、しっかり固定しておきましょう。
アクセサリー類ははずし、メガネにはラップを巻く
白髪染めの前には、イヤリングやネックレス、ピアスなど、顔周りにつけているアクセサリーは、色移り防止のためにすべてはずします。
ただ、視力矯正のためにメガネをかけている人は、メガネをはずすわけにいかないので、汚れ防止のためにつるの部分にラップを巻くとよいでしょう。
ケープなど、前開きの衣類を着用する
白髪染めを使用した後は、そのまま洗髪に入ります。
そのため、頭を通さなくても脱げるような前開きの衣類を着用します。
もちろん、汚れ防止のために、専用のケープや汚れてもいい衣類を選ぶようにしましょう。
ステップ1.染料剤を作る
白髪染めの1剤と2剤を混ぜ合わせ、染料剤を作ります。
染料剤を作るときでも、必ず手袋は着用します。
作り方については付属の取扱説明書をよく確認しましょう。
白髪染めは作り置きできないので、必ず使用直前に混ぜ合わせるようにします。
1剤と2剤を混ぜ合わせて混合液を作ったら、フタをしっかり閉め、ボトルを縦に20回ほどよく振ります。
このとき、間違ってクシ型ノズルをつけてしまうと、振ったときに薬剤が飛び散ります。必ずボトルキャップでフタをしましょう。
混合液をよく混ぜ合わせたら、フタを外し、クシ型ノズルを装着します。
ステップ2.髪に染料を塗布する
混合液ができあがったら、髪にムラなく塗りつけていきます。
混合液を出す
混合液はボトルを下向きにし、軽く押すとクシの先端の穴から薬剤が出てきます。
あまり力任せに押すと薬剤が出過ぎてしまうので、写真くらいの量を目安に力加減を調節しましょう。
生え際と分け目に塗る
まず、白髪が目立つ生え際から塗り始めます。
クシは地肌に対してななめに寝かせるようにして塗っていきます。こうすることで、根本にもしっかり塗れるようになります。
生え際が終わったら、分け目に塗っていきます。このとき、分け目が見えやすいように頭を下げると、鏡で分け目を確認しながら塗っていくことができます。
また、塗り始めは利き手の逆側からがおすすめです。右利きの場合、右側から塗ってしまうと、左側を塗る際にどうしても腕が右側頭部に当たりやすくなり、汚れてしまうからです。右利きなら左側から、左利きなら右側から塗るようにしましょう。
前髪、サイドライン、えり足に塗る
前髪やサイドラインを塗る時は、クシで髪をかきあげるようにしながら丁寧に塗っていきます。
耳の後ろやえり足はもう片方の手で髪を持ち上げ、下から上へと塗っていきましょう。作業しにくい場所ですが、髪をアップにした時の美しさが違います。なるべく丁寧に塗りましょう。
後頭部、毛先に塗る
後頭部は鏡で確認しにくい分、色ムラが出やすい部位です。クシで真ん中から半分に髪を分け、片側ずつじっくり塗布していきましょう。髪の量も一番多いところなので、混合液はたっぷりと使います。
そして最後は毛先に塗っていきます。毛先に塗る時は特に液だれしやすいので、もう片方の手を添えながら、滑らせるように塗りましょう。
ステップ3.所定の時間だけ放置する
全体的に塗り終わったら、クシで再度髪全体に混合液をなじませます。
気になる部分はもう一度塗る
まずは、クシで頭髪全体をとかしていきます。一方向だけでなく、縦・横・ななめと、あらゆる方向に向けてとかしていきましょう。こうすることで、色ムラを防ぐことができます。
一通りとかしたら、特に気になる部分(生え際など)に混合液を重ね塗りします。
しばらく待つ
まんべんなく混合液を塗布したら、説明書に記載されている分だけしばらく待ちます。
放置する時間は、基本的には説明書に記載されている通りです。しかし、気温や髪質によって仕上がり具合が変わってきますので、自分の髪質や現在の気温をトータルで考えて微調整すると理想に近い色合いになります。
ただし、あまり長い時間放置すると、頭皮や髪に負担をかけるだけでなく、仕上がりの色がガラっと変わってしまいます。
初めての場合は、まず説明書通りに放置し、もしあまり染まらなかった場合は、次回以降、少しずつ調整していくとよいでしょう
ステップ4.シャンプーで洗い流す
待ち時間を終えたら、混合液をきれいに洗い流します。
シャワーでしっかりすすぐ
いきなりシャンプー液をつけたりせず、まずはお湯だけで混合液をしっかり流していきましょう。すすいでいると、水と一緒に染料が流れていくので、大体落ちたかどうかはすすぎ湯の色で判断することができます。このすすぎを怠ると、頭皮や髪に混合液が残ってしまい、トラブルの原因となりますので注意しましょう。
シャンプーは2度洗いが基本
すすぎ湯に色がつかなくなったら、次はシャンプーに移ります。シャンプーの仕方は基本的にいつもと変わりませんが、白髪染め直後の髪は、キューティクルが開いていて、とても傷みやすくなっています。よって、シャンプーは念入りに、優しく洗うよう心がけます。
シャンプーは1度流したら、念のためもう一度最初から洗い直します。ちょっと手間ですが、2度洗いすることで、徹底的に染料剤を洗い流すことが出来ます。
2度目のシャンプー液を流したら、コンディショナーやトリートメントでヘアケアを行います。開いたキューティクルを元に戻すには、弱酸性のヘアケア商品を使用するのがおすすめです。ヘアカラー用のコンディショナーやトリートメントはたいてい弱酸性になっているので、白髪染めで負担のかかった髪をいたわるためにも、ヘアカラー用のヘアケア用品を使用するようにしましょう。
タオルドライは優しく
シャンプーを終えたら、清潔なタオルで水分を拭き取ります。このとき、ゴシゴシと強くこするようにして拭き取ると、摩擦で髪が傷んでしまいます。タオルドライの際は、髪をタオルではさむように包み込み、上から軽く叩くようにして水分を拭き取るようにしましょう。
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